『福田政権崩壊のカウントダウンが近づいた』
不運な福田政権は支持率がついに10パーセント代に落ち込んだ。
福田総理は、自分が仕掛けたわけではない「地雷」を2つも踏んづけてしまったからだ。
「1つの地雷」は30年も前に田中角栄元総理が作ったガソリン暫定税率である。
当時はお金持ちだけが車を持っていたから問題なかった。しかし、今は殆どの家庭に車があり、生活必需品となっている。
参議院の反対で3月末で期限切れになったガソリン暫定税率を、4月末衆議院だけでまた強行復活させてしまった。
せっかくリッター25円下がったガソリン代が1ヶ月後にはリッター30円値上がりしたのだから、
車を持っている国民や会社は勿論、ガソリンスタンドまで大打撃を受けた。
今から向こう6ヶ月間に全国でガソリンスタンドの倒産が恐ろしい数となって現れることを予言しておく。
諸物価の上昇で国民があえいでいる時に、道路族と呼ばれる利権屋議員達と官僚に押し切られて、
ガソリンまで値上げさせてしまった福田政権の罪は重い。
「2つ目の地雷」は後期高齢者医療制度の実施だ。この法律は06年5月、当時の小泉内閣が強行採決したものだ。
血も涙も無い連中とはこの悪法を作った彼らのことだ。
勿論この悪法を「若い人達だけでは気の毒なので、4月1日から後期高齢者にも保険料を負担していただく事になりましたので宜しく」
とまるで人事のように言ってのける福田総理も血が通っている人間とは思えない。
山口の補欠選挙の応援に来て上記の言葉を総理が吐いたため、
自民党候補が2万票も大差をつけられて民主党候補に負けたのは、つい1週間前の4月27日のこと。
このまま「後期高齢者医療制度」を撤廃しなければ、
来年春までにわが国におけるお年寄りの自殺者が今までの3倍以上増加するであろう事を予言しておく。
年間12兆6千億円の天下り官僚に対する無駄使い。必要も無いところに道路を作る無駄。
「消えた年金」の処理が3千万件以上残っているのに、取るほうはちゃっかり保険料をお年寄りから天引きする。
日本は「官僚と政治家と低い税率で優遇されている大企業」は住み心地が良い国かも知れないが、一般国民にとっては日本は、はなはだ住み難い国になってしまった。
こんな国にしてしまったのは我々が選んだ政治家達だ。つまり彼らを選んだ我々に責任がある。
今や我が国は民主国家から遠く外れてしまった。
213年前に哲学者カント(注)が「民主主義は必然的に専制になる」と予言したとおり、このままでは我が国も「一部の利権屋による専制国家」になってしまうであろう。
幸いにも、解散総選挙が近い。
今度こそ、国民の為に働いてくれる国会議員を我々の手で選び真の民主国家にしなければならない。
(注)イマヌエル・カント(1724~1804)東プロシア生まれの世界的哲学者